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新潮四賞. 新型コロナ ; メモ入力 閉じる-最大400文字まで. 第70回読売文学賞(読売新聞社主催)が2日付で発表された。賞金は各200万円。贈賞式は20日、東京・内幸町の帝国ホテルで。受賞作は次の通り。 二月十七日、東京都内で第六十八回読売文学賞の贈賞式が催された。受賞作品は次の通り。〈小説賞〉リービ英雄『模範郷』(集英社)〈戯曲・シナリオ賞〉ケラリーノ・サンドロヴィッチ「キネマと恋人」(上演台本)〈随筆・紀行賞〉今福龍太『ヘンリー・ソロー 小林秀雄賞・平山周吉さん、 新潮ドキュメント賞・河合香織さん 受賞スピーチ. 第6回 新潮ミステリー大賞 優秀賞授賞式. 読売演劇大賞には、作品、男優、女優、演出家、スタッフの5部門と、杉村春子賞、芸術栄誉賞があります。賞の概要と、受賞作をご紹介します。過去の受賞作のリストもご覧いただけます。 津野海太郎さんの『最後の読書』が、読売文学賞〔随筆・紀行賞〕を受賞されました。おめでとうございます。 先日行われた読売文学賞授賞式でスピーチをする津野海太郎さん(撮影・菅野健児) なお、「最後の読書」はいまも連載中です。 文学賞. 受賞作品を検索 . 賞名 主催(共催)/発表誌 受賞作品 応募/発表; 三島由紀夫賞. 文学賞、蓮如賞の項目を更新しました。 詳細は下記から 「第15回蓮如賞 今野勉氏『宮沢賢治の真実―修羅を生きた詩人―』:授賞式・記念シンポジウム 「京都のこころ 日本のこころ」」 2017.12.20 佛教文化振興事業の項目を更新しました。 文学賞のお知らせ一覧. 各種の文学賞を受賞した新潮社刊行作品等. 読売文学賞(よみうりぶんがくしょう)は読売新聞社が制定した文学賞で、1949年に第二次世界大戦後の文芸復興の一助として発足した。 小説、戯曲・シナリオ、随筆・紀行(第19回より創設)、評論・伝記、詩歌 俳句、研究・翻訳の6部門に分類し、過去1年間に発表された作品を対象とする。. 2020/03/04. 読売文学賞に関する記事一覧ページ ... 読売文学賞、島田雅彦さんら (2020/2/1) ... 贈賞式は17日午後6時から、東京・内幸町の帝国ホテルで開かれる ただ、「チャイメリカ」のめまぐるしい場面転換が少しも見る者を混乱させなかったのは、巧みな照明プランがあってのことだと感じたし、そして何より、「組曲虐殺」で、チャップリンの姿の小林多喜二が舞台奥に消えていくシルエットの鮮烈な印象。「ああ、今、多喜二が死んだのだ」と分(わか)らせる場面に、照明の力を見た。◇まつもと・ゆうこ 文学座所属。明治大を卒業後、1992年に文学座付属演劇研究所に入所。99年、劇団25年ぶりの女性演出家として「冬のひまわり」を演出し、注目を集めた。2006年に「ぬけがら」「ピーターパン」の演出で毎日芸術賞千田是也賞など受賞多数。52歳。主語をすべて「あなた」に変えた大胆な設定は、語りかける者と聞く者の境界、役の輪郭、舞台と客席の線引きを溶解して観客を揺さぶったが、それがさらに、艶(なまめ)かしくも洗練された舞台へと結実したのは、俳優やスタッフのポテンシャルを引き上げた岡田の演出力によるのは間違いない。4時間を超す上演時間も緩みがなかった。◇「ロミオとジュリエット」を題材にして野田秀樹が創作。英国の人気ロックバンド、クイーンの名曲をちりばめ、戦争に引き裂かれる純愛を描いた。出演は松たか子、上川隆也、広瀬すず、志尊淳ら。「Q」は、これまで多くの傑作を生んだ作家の新しい側面を開く作品であった。爾来(じらい)46年。サッカーボールを自在に操るような抜群の運動神経に加えて、卓越した台詞(せりふ)術を武器に、現代新劇界を代表する男優のひとりとして存在感を示してきた。2017年の「謎の変奏曲」、18年「TERROR テロ」で、役の人物の内包するミステリアスな要素を鋭い視線と表現で解明し、見事な成果を実らせた橋爪功は、19年の「Le Père(ル・ペール) 父」で、固有の演技方法論を確立したように思う。東京・千石にあった三百人劇場で、1974年に上演された劇団雲公演・モリエール「スカパンの悪だくみ」を忘れかねている。演出は芥川比呂志で、スカパンに扮(ふん)した橋爪功に目を瞠(みは)った。なんとローラースケートを履いた軽快そのものの動きで、怪人スカパンをユーモラスに演じきったのだ。私たちは、各地の読売新聞販売店を通じて、皆様に新聞をお届けしています。私たちのパートナーである新聞販売店が、地域とのつながりを大事に活動している姿をご覧ください。以降、「キャッツ」は各地で公演を重ね、東京上演中の2019年3月には1万回の上演記録を達成する。1万回の記録は、同じ劇団四季の「ライオンキング」がすでに達成しているけれど、「キャッツ」の記録はやはり重い。東京、大阪はもとより、全国の中規模都市での公演を積み上げた結果だからだ。14年に「カッコーの巣の上で」のラチェッド婦長という善意の悪を演じたのが転機だったのではないか。着実に実力を積み重ね、見事な大輪を咲かせた。菅田将暉は今、歌手としてまさに旬の季節を迎えている。そしてカミュ作「カリギュラ」(訳=岩切正一郎、演出=栗山民也)のタイトル・ロールを演じて、舞台俳優としてもまたそうであることを示した。昨年1年間の演劇界の成果を顕彰する第27回読売演劇大賞が決まりました。審査評などで受賞作、受賞者を紹介します。(敬称略)今回、スタッフ賞の候補に推したとき、正直なところ、服部さんがすでにその世界を代表する大ベテランであることも知らなかった。暴君ネロと並び称せられるカリギュラの、人間の死という不条理に直面した揚げ句の際限のない自由を求める姿が、徹底的な破壊行為を介して描かれる。そのモンスター性を凝縮したのが、カリギュラが女装して踊る場面だった。あれだけの表現力を発揮し得た俳優に、洋々たる未来のないはずがない。これからを大いに期待している。私のような普通の観客が、お芝居を見ながら「照明」がどうなのか考えることは、あまりない。見終わって「ああ、いい舞台だった」と思えば、それは照明も含めてよくできていたからに違いない。私たちは、社会に役立つ活動に長年取り組んできました。教育、医療、福祉の充実、文化やスポーツの振興、環境対策など、それぞれに実績を挙げています。障がい者の性的葛藤と介護する者たちとの心の交流を描いた同作は、深刻になりがちな内容を、時にはユーモアを交えつつ辛辣(しんらつ)な人間批評にまで踏み込んだ。演出はていねいできめ細かい人物造形に成功した。こんなあやういテーマで地味な作品はなかなか商業的に成立しにくい。そこで松本は自身が参加する企画集団マッチポイントで上演したのである。「キャッツ」の日本初演は1983年。劇団四季による初演は、あらゆる面で画期的だった。東京・新宿に専用劇場を作り、かつてない1年間のロングランに挑戦したのである。公演の成功は日本にロングラン公演を定着させるきっかけとなり、作品人気はその後のミュージカル界を牽引(けんいん)する力ともなった。私たちは、多様な業種からなる読売新聞グループを形成しています。皆様の暮らしとつながりのある会社も少なくありません。私たちの姿をもっと知っていただくために、組織体制から歴史までご案内します。◇はしづめ・いさお 放送中のテレビドラマ「やすらぎの刻(とき)~道」をはじめ舞台、映画、テレビで主役・脇役問わず幅広く活躍する。演劇集団円の代表。第15回選考委員特別賞、第25回最優秀男優賞。78歳。これ以前にも、わたしはシェークスピア作「ロミオとジュリエット」やストッパード作「ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ」といった舞台を見ている。しかし、このカリギュラ役で菅田将暉を「発見」したとの思いが強い。その意味では新人であり、だから杉村春子賞がふさわしい。一度も劇場に足踏み入れることなく生を終える人の多いこの国にあって、千田是也の「令嬢ジュリー」、滝沢修の「炎の人」、芥川比呂志の「ハムレット」、森繁久彌(ひさや)の「佐渡島他吉の生涯」、小沢昭一の「唐来参和(とうらいさんな)」に出会えたのを至福と感じる者だが、それに橋爪功の「Le Père 父」を加えたい。日本ではほとんど知られていなかったタイの小説家ウティット・ヘーマムーンによる自伝的長編小説を岡田利規自身が脚本化、演出したこの作品は、約30年にわたるタイの政治、経済、芸術文化の趨勢(すうせい)を、ひとりの青年の身体感覚からあぶり出し、近くて遠いその国の蠢(うごめ)きを、観客の脳内に高濃度で届けることに成功した。これは私の勝手な推測だが、橋爪功がダスティン・ホフマンを畏敬しているとしたら、もう同列に並んだと言ってもいいだろう。能の「俊寛」に始まり「シラノ」の僧院になり、「ロミオとジュリエット」の両家の争いはたちまち源平の合戦になり、ついには第二次世界大戦後のシベリア抑留に至る。むろんこれらの変幻自在の展開はこれまでの野田作品にも用いられた手法であった。しかし「Q」ではその変化のなかで、最後に運命に翻弄(ほんろう)されながらも生き続ける恋人たちの想(おも)いが浮かび上がり、それすらも紙飛行機になって虚空に消えていった。全ては空。しかしその空のなかにこそ動かしがたいものがある。T・S・エリオットの詩集を基にした「キャッツ」は、歌とダンスの見せ場を繰り出す作り。幅広い層に受け入れられやすい、間口の広い作品だ。この特色が、各地での公演で新たな観客層を掘り起こし、ミュージカル人口の裾野を拡(ひろ)げたことも大きな功績である。人間はいつの世でも愚かな戰(いくさ)に走り、今また私たちはその戰の予感にいる。果たしてこの運命を切り開くことが出来るのか。そのことを問い続けてどこまでも止まらずに変転して行くもの。この透明な空に消え、それでいて確かな精神の行方こそ私たちが「Q」によって今度新しく手にしたものであった。◇街の片隅のゴミ捨て場を舞台に、天上に昇る猫を選ぶ年に1度の舞踏会の様子を描く。アンドリュー・ロイド・ウェバー作曲の名旋律が耳に残る。東京・大井町の「キャッツ・シアター」でロングラン上演中。COPYRIGHT © THE YOMIURI SHIMBUN私たちは、新聞発行をはじめ、皆様の暮らしの様々な場面で役立つ事業を行っています。グループ会社の事業を含め、皆様にご利用いただける主なサービスをご案内します。◇すだ・まさき 2009年に「仮面ライダーW(ダブル)」でデビューし、映像作品を中心に活躍。映画「あゝ、荒野 前篇」で18年、日本アカデミー賞最優秀主演男優賞。音楽活動では昨年末、NHK紅白歌合戦に出場した。26歳。◇おかだ・としき 1997年、演劇カンパニー・チェルフィッチュを設立。2005年、「三月の5日間」で岸田國士(くにお)戯曲賞を受賞。言葉と身体の関係性を独自の手法で作品化し、海外でも上演している。46歳。◇かんの・みすず 井上ひさし作品で好演を重ねてきた。翻訳劇でも活躍。昨年はHBOアジアのドラマ「TATAMI」(斎藤工監督)にてAsian Academy Creative Awards主演女優賞日本代表に選出。53歳。私たちは、様々な分野の優れた業績を表彰し、その発展を後押ししています。また、皆様にとって創造の場になることを願い、各種のコンクールを開催しています。私たちは、より確かな情報をよりわかりやすくお届けするため、紙の新聞が持つ力を追求しています。読売新聞をはじめとする4種の新聞発行で培ったノウハウは、デジタルメディアでも活用し、新たなサービスを生み出しています。フロリアン・ゼレール作、ラディスラス・ショラー演出による「父」で、橋爪功はアンドレなる80歳の一人暮らしの認知症を患った「父」を演じた。舞台には娘夫婦も登場し、家族間の葛藤も描かれるのだが、終始「父」、ということは認知症患者の視点で展開される。時間的経過が前後する舞台で、認知症ならではの思考、行動を、計算されつくした演技で表出したのに舌を巻かされた。高齢化社会のかかえる本来深刻であるはずのテーマを、暗くなることなく、ときに微笑(ほほえ)みをもたらす演技を混(ま)じえて訴えたのが手柄だ。私たちは、年間を通じて様々なイベントを開催し、皆様に感動をお届けしています。展覧会、コンサート、スポーツ大会、シンポジウムなど、多彩なイベントをお楽しみください。この一年の松本祐子の仕事は質量ともに目を瞠(みは)るものがあった。取り上げた劇作家は気鋭が揃(そろ)い、作風も多彩だった。自身の所属する文学座ではテーナ・シュティヴィチッチ作「スリーウインターズ」と佃典彦作「一銭陶貨」、劇団東演で堀川恵子原作、シライケイタ脚本の「獅子の見た夢」、そして今もっとも旬な横山拓也作の「ヒトハミナ、ヒトナミノ」である。◇はっとり・もとい 吉井澄雄氏、沢田祐二氏に師事し、演劇、ミュージカルからオペラ、能、日本舞踊まで舞台芸術の照明を数多く担当。過去4回、優秀スタッフ賞を受賞している。日本照明家協会理事。岡山県出身。70歳。包み込むような母性的な優しさを持つ女優だが、役が求める強靱(きょうじん)さに応える迫力が年々高まり、「組曲虐殺」(2009年初演、12年再演)再々演では、小林多喜二の同志で彼の身のまわりの世話をする伊藤ふじ子という役が持つ、厳しい信念の“剛”と細やかな気配りや優しさの“柔”との二面性を複雑にからみあわせて表現し、役を膨らませた点が高く評価された。ベリャコーヴィッチ演出「マクベス」でのマクベス夫人役の演技が圧巻だった。人間ならざる悪を自らの体内に取り込もうとする肉感性が夫マクベスに対する強烈な欲望へと昇華して、ねっとりと熱い新しいマクベス夫人像を打ち立てた。「オレステイア」のクリュタイメストラ役でも、女の強さを繊細さと共に描き出して作品の要となる貫禄を示した。近年、松本は老舗の劇団にとどまることなく、旺盛な他流試合に挑んでいる。女性演出家の活躍が著しい昨今、松本は数多くの問題作を手がけ、リーダー的な存在になりつつある。テーマ、身体や言葉の扱いに、常に“演劇の未来形”を示してきた岡田だが、出演者11名がすべてタイ人で、せりふがタイ語のプロダクションでここまでの完成度に到達したのは、言語や風俗の差異を超えた人間の営みの本質を掴(つか)んだからだろう。
2019/11/29.
新潮四賞. 新型コロナ ; メモ入力 閉じる-最大400文字まで. 第70回読売文学賞(読売新聞社主催)が2日付で発表された。賞金は各200万円。贈賞式は20日、東京・内幸町の帝国ホテルで。受賞作は次の通り。 二月十七日、東京都内で第六十八回読売文学賞の贈賞式が催された。受賞作品は次の通り。〈小説賞〉リービ英雄『模範郷』(集英社)〈戯曲・シナリオ賞〉ケラリーノ・サンドロヴィッチ「キネマと恋人」(上演台本)〈随筆・紀行賞〉今福龍太『ヘンリー・ソロー 小林秀雄賞・平山周吉さん、 新潮ドキュメント賞・河合香織さん 受賞スピーチ. 第6回 新潮ミステリー大賞 優秀賞授賞式. 読売演劇大賞には、作品、男優、女優、演出家、スタッフの5部門と、杉村春子賞、芸術栄誉賞があります。賞の概要と、受賞作をご紹介します。過去の受賞作のリストもご覧いただけます。 津野海太郎さんの『最後の読書』が、読売文学賞〔随筆・紀行賞〕を受賞されました。おめでとうございます。 先日行われた読売文学賞授賞式でスピーチをする津野海太郎さん(撮影・菅野健児) なお、「最後の読書」はいまも連載中です。 文学賞. 受賞作品を検索 . 賞名 主催(共催)/発表誌 受賞作品 応募/発表; 三島由紀夫賞. 文学賞、蓮如賞の項目を更新しました。 詳細は下記から 「第15回蓮如賞 今野勉氏『宮沢賢治の真実―修羅を生きた詩人―』:授賞式・記念シンポジウム 「京都のこころ 日本のこころ」」 2017.12.20 佛教文化振興事業の項目を更新しました。 文学賞のお知らせ一覧. 各種の文学賞を受賞した新潮社刊行作品等. 読売文学賞(よみうりぶんがくしょう)は読売新聞社が制定した文学賞で、1949年に第二次世界大戦後の文芸復興の一助として発足した。 小説、戯曲・シナリオ、随筆・紀行(第19回より創設)、評論・伝記、詩歌 俳句、研究・翻訳の6部門に分類し、過去1年間に発表された作品を対象とする。. 2020/03/04. 読売文学賞に関する記事一覧ページ ... 読売文学賞、島田雅彦さんら (2020/2/1) ... 贈賞式は17日午後6時から、東京・内幸町の帝国ホテルで開かれる 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父」で、固有の演技方法論を確立したように思う。東京・千石にあった三百人劇場で、1974年に上演された劇団雲公演・モリエール「スカパンの悪だくみ」を忘れかねている。演出は芥川比呂志で、スカパンに扮(ふん)した橋爪功に目を瞠(みは)った。なんとローラースケートを履いた軽快そのものの動きで、怪人スカパンをユーモラスに演じきったのだ。私たちは、各地の読売新聞販売店を通じて、皆様に新聞をお届けしています。私たちのパートナーである新聞販売店が、地域とのつながりを大事に活動している姿をご覧ください。以降、「キャッツ」は各地で公演を重ね、東京上演中の2019年3月には1万回の上演記録を達成する。1万回の記録は、同じ劇団四季の「ライオンキング」がすでに達成しているけれど、「キャッツ」の記録はやはり重い。東京、大阪はもとより、全国の中規模都市での公演を積み上げた結果だからだ。14年に「カッコーの巣の上で」のラチェッド婦長という善意の悪を演じたのが転機だったのではないか。着実に実力を積み重ね、見事な大輪を咲かせた。菅田将暉は今、歌手としてまさに旬の季節を迎えている。そしてカミュ作「カリギュラ」(訳=岩切正一郎、演出=栗山民也)のタイトル・ロールを演じて、舞台俳優としてもまたそうであることを示した。昨年1年間の演劇界の成果を顕彰する第27回読売演劇大賞が決まりました。審査評などで受賞作、受賞者を紹介します。(敬称略)今回、スタッフ賞の候補に推したとき、正直なところ、服部さんがすでにその世界を代表する大ベテランであることも知らなかった。暴君ネロと並び称せられるカリギュラの、人間の死という不条理に直面した揚げ句の際限のない自由を求める姿が、徹底的な破壊行為を介して描かれる。そのモンスター性を凝縮したのが、カリギュラが女装して踊る場面だった。あれだけの表現力を発揮し得た俳優に、洋々たる未来のないはずがない。これからを大いに期待している。私のような普通の観客が、お芝居を見ながら「照明」がどうなのか考えることは、あまりない。見終わって「ああ、いい舞台だった」と思えば、それは照明も含めてよくできていたからに違いない。私たちは、社会に役立つ活動に長年取り組んできました。教育、医療、福祉の充実、文化やスポーツの振興、環境対策など、それぞれに実績を挙げています。障がい者の性的葛藤と介護する者たちとの心の交流を描いた同作は、深刻になりがちな内容を、時にはユーモアを交えつつ辛辣(しんらつ)な人間批評にまで踏み込んだ。演出はていねいできめ細かい人物造形に成功した。こんなあやういテーマで地味な作品はなかなか商業的に成立しにくい。そこで松本は自身が参加する企画集団マッチポイントで上演したのである。「キャッツ」の日本初演は1983年。劇団四季による初演は、あらゆる面で画期的だった。東京・新宿に専用劇場を作り、かつてない1年間のロングランに挑戦したのである。公演の成功は日本にロングラン公演を定着させるきっかけとなり、作品人気はその後のミュージカル界を牽引(けんいん)する力ともなった。私たちは、多様な業種からなる読売新聞グループを形成しています。皆様の暮らしとつながりのある会社も少なくありません。私たちの姿をもっと知っていただくために、組織体制から歴史までご案内します。◇はしづめ・いさお 放送中のテレビドラマ「やすらぎの刻(とき)~道」をはじめ舞台、映画、テレビで主役・脇役問わず幅広く活躍する。演劇集団円の代表。第15回選考委員特別賞、第25回最優秀男優賞。78歳。これ以前にも、わたしはシェークスピア作「ロミオとジュリエット」やストッパード作「ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ」といった舞台を見ている。しかし、このカリギュラ役で菅田将暉を「発見」したとの思いが強い。その意味では新人であり、だから杉村春子賞がふさわしい。一度も劇場に足踏み入れることなく生を終える人の多いこの国にあって、千田是也の「令嬢ジュリー」、滝沢修の「炎の人」、芥川比呂志の「ハムレット」、森繁久彌(ひさや)の「佐渡島他吉の生涯」、小沢昭一の「唐来参和(とうらいさんな)」に出会えたのを至福と感じる者だが、それに橋爪功の「Le Père 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前篇」で18年、日本アカデミー賞最優秀主演男優賞。音楽活動では昨年末、NHK紅白歌合戦に出場した。26歳。◇おかだ・としき 1997年、演劇カンパニー・チェルフィッチュを設立。2005年、「三月の5日間」で岸田國士(くにお)戯曲賞を受賞。言葉と身体の関係性を独自の手法で作品化し、海外でも上演している。46歳。◇かんの・みすず 井上ひさし作品で好演を重ねてきた。翻訳劇でも活躍。昨年はHBOアジアのドラマ「TATAMI」(斎藤工監督)にてAsian Academy Creative Awards主演女優賞日本代表に選出。53歳。私たちは、様々な分野の優れた業績を表彰し、その発展を後押ししています。また、皆様にとって創造の場になることを願い、各種のコンクールを開催しています。私たちは、より確かな情報をよりわかりやすくお届けするため、紙の新聞が持つ力を追求しています。読売新聞をはじめとする4種の新聞発行で培ったノウハウは、デジタルメディアでも活用し、新たなサービスを生み出しています。フロリアン・ゼレール作、ラディスラス・ショラー演出による「父」で、橋爪功はアンドレなる80歳の一人暮らしの認知症を患った「父」を演じた。舞台には娘夫婦も登場し、家族間の葛藤も描かれるのだが、終始「父」、ということは認知症患者の視点で展開される。時間的経過が前後する舞台で、認知症ならではの思考、行動を、計算されつくした演技で表出したのに舌を巻かされた。高齢化社会のかかえる本来深刻であるはずのテーマを、暗くなることなく、ときに微笑(ほほえ)みをもたらす演技を混(ま)じえて訴えたのが手柄だ。私たちは、年間を通じて様々なイベントを開催し、皆様に感動をお届けしています。展覧会、コンサート、スポーツ大会、シンポジウムなど、多彩なイベントをお楽しみください。この一年の松本祐子の仕事は質量ともに目を瞠(みは)るものがあった。取り上げた劇作家は気鋭が揃(そろ)い、作風も多彩だった。自身の所属する文学座ではテーナ・シュティヴィチッチ作「スリーウインターズ」と佃典彦作「一銭陶貨」、劇団東演で堀川恵子原作、シライケイタ脚本の「獅子の見た夢」、そして今もっとも旬な横山拓也作の「ヒトハミナ、ヒトナミノ」である。◇はっとり・もとい 吉井澄雄氏、沢田祐二氏に師事し、演劇、ミュージカルからオペラ、能、日本舞踊まで舞台芸術の照明を数多く担当。過去4回、優秀スタッフ賞を受賞している。日本照明家協会理事。岡山県出身。70歳。包み込むような母性的な優しさを持つ女優だが、役が求める強靱(きょうじん)さに応える迫力が年々高まり、「組曲虐殺」(2009年初演、12年再演)再々演では、小林多喜二の同志で彼の身のまわりの世話をする伊藤ふじ子という役が持つ、厳しい信念の“剛”と細やかな気配りや優しさの“柔”との二面性を複雑にからみあわせて表現し、役を膨らませた点が高く評価された。ベリャコーヴィッチ演出「マクベス」でのマクベス夫人役の演技が圧巻だった。人間ならざる悪を自らの体内に取り込もうとする肉感性が夫マクベスに対する強烈な欲望へと昇華して、ねっとりと熱い新しいマクベス夫人像を打ち立てた。「オレステイア」のクリュタイメストラ役でも、女の強さを繊細さと共に描き出して作品の要となる貫禄を示した。近年、松本は老舗の劇団にとどまることなく、旺盛な他流試合に挑んでいる。女性演出家の活躍が著しい昨今、松本は数多くの問題作を手がけ、リーダー的な存在になりつつある。テーマ、身体や言葉の扱いに、常に“演劇の未来形”を示してきた岡田だが、出演者11名がすべてタイ人で、せりふがタイ語のプロダクションでここまでの完成度に到達したのは、言語や風俗の差異を超えた人間の営みの本質を掴(つか)んだからだろう。