枕草子第一段「春はあけぼの」の文法解説…やうやう白くなりゆく山ぎはすこしあかりて…現代語訳だんだん白くなっていく山際が少し明るくなって、やうやう…だんだん、山ぎは…空と山の境界(の空に属す …
目次1 うつくしきもの瓜にかきたるちごの顔。1.1 品詞分解2 おほきにはあらぬ殿上童のさうぞきたてられてありくもうつくし。2.1 品詞分解3 雛の調度。蓮の浮葉のいとちひさきを、池よりとりあげたる。3.1 品詞分解… 国語の問題です。「枕草子」「うつくしきもの」についての問題です。下記の文章は、問題集と同じものです。うつくしきもの、瓜にかぎたる児の顔。雀の子の、ねず鳴きするに踊り来る。二つ三つばかりなる児の、急ぎて這ひ来る道に、いと小さき塵のありけるを、目ざとに見つけて、いと … 品詞分解と訳 キーワード: 枕草子,うつくしきもの,品詞分解,訳,評論・随筆,清少納言,雪のいと高う降りたるを,香炉峰の雪,二月つごもりごろに かわいらしいもの。瓜に描いてある幼児の顔。(また、他にも、かわいらしいものとしては、)すずめの子が、(人が)ねずみの鳴きまねをしてチュウチュウとすると、踊るようにして、やってくる(のも、かわいらしい)。夏は夜が良い。月のあるころは言うまでも無い。(言うまでもなく、良い。)月のない闇夜(やみよ)ですらも、蛍の多く飛び立っているのが見れて良い。ただ、一ひき、二ひきなど、少しずつ飛んでいくのも、おもむきがある。雨などがふるのも、おもむきがある。冬は、早朝が良い。雪のふりつもった朝は、言うまでもない。(言うまでもなく、良い。) 霜(しも)がおりて、たいそう白くなっているのも、また、そうでなくとも、たいそう寒い朝に火などを急いで起こして炭火を持って、廊下(ろうか)などをわたるのも、(冬らしくて)とても似つかわしい。(しかし、)昼になって、寒さがしだいにゆるんでいくと、火おけの火が、灰がちに白くなっているのは、みっともない。秋は夕暮れが良い。夕日がさして、山ぎわに近くなったころに、からすが、ねぐらに帰るために、三羽・四羽、あるいは二羽・三羽、飛んでゆくのも、しみじみとしている。まして、かりなどの列をつくっているようすが、(遠くを飛んだりして)小さく見えるのは、とても、おもむきがある。日がしずんでしまって、風の音や虫の声が聞こえてくるのは、言うまでも無い。(言うまでもなく、とても、おもむきがある。)(他にも。)二歳か三歳ぐらいの幼児が、急いで這ってくる途中に、とても小さいごみがあったのを、目ざとく見つけて、とても愛らしげな指(ゆび)につまんで、大人などに見せているのは、とてもかわいらしい。※ 「言ふべきにあらず。」の訳を、「言うことが出来ない。」「言いようが無い。」という訳をする場合もある。「言いようが無いほど、おもむきがある。」というような意味。清少納言は、平安時代の女房(にょうぼう)の一人。女房とは、宮中の女官。髪をおかっぱにしている幼児の、目に髪の毛がおおいかぶさっているのを、かきあげもしないで、首をかしげて何かを見ているのも、かわいらしい。清少納言は、清原元輔(きよはらのもとすけ、908年 - 990年)の娘。清少納言の本名は不明。清原の姓にちなんで「清少納言」と呼ばれた。(読み: はる わ あけぼの。 ようよう しろく なりゆく やまぎわ、 すこし あかりて、むらさきだちたる くも の ほそく たなびきたる。)一条天皇の時代に、藤原定子(ふじわらのていし)の女房として宮中に仕えた。藤原定子は、一条天皇の中宮。春は、明け方(あけがた)が良い。だんだん、白くなっていく山ぎわが、少し明るくなって、紫がかった雲が、細くたなびいているのが、良い。 枕草子『うれしきもの』 ここでは、枕草子の中の『うれしきもの』の品詞分解を行っています。 品詞分解 ※名詞は省略しています。 うれしき(形容詞・シク活用・連体形) もの。 まだ(副詞) 見(マ行上一段活用・未然形) ぬ(打消の助動詞・連体形) うつくしきもの このテキストでは、清少納言が書いた枕草子の一節「うつくしきもの」(うつくしきもの。瓜にかぎたるちごの顔。〜)の品詞分解を記しています。 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || … 「枕草子」 第151段 「うつくしきもの」の品詞分解です。助動詞・用言(動詞・形容詞・形容動詞)を品詞別に色分け表示。音便も別途色分け表示。助動詞=赤動詞=青形容詞=黄形容動詞=紫音便=橙 現代語訳や語句・文法などの解説は別サイトからどうぞ。 現代(げんだい)でいう、いわゆる「随筆」(ずいひつ)である。枕草子は、物語ではない。平安時代の作品である。 うつくしきもの .
解説・品詞分解はこちら枕草子『うつくしきもの』解説・品詞分解 うつくしきもの。瓜にかきたる 児 (ちご) の顔。すずめの子の、ねず鳴きするに踊り来る。 かわいらしいもの。瓜に描いた幼い子供の顔。 『うつくしきもの 枕草子』(小学館刊)より、古典原文と清川さんのエッセイを転載。時空を超えいまもなお読まれ続ける清少納言の『枕草子』の世界を、清川妙さんのやさしい解説と『新編 日本古典文学全集』とともに、ぜひご堪能ください。 枕草子『うつくしきもの』解説・品詞分解 2016/06/18 2018/05/04 「黒=原文」・ 「赤=解説」 ・「 青=現代語訳 」 原文・現代語訳のみはこちら枕草子『うつくしきもの 』現代語訳 うつくしき もの。瓜 … うつくしきもの。瓜(うり)に描きたる(かきたる)ちごの顔。すずめの子の、ねず鳴きするに踊り( を (オ) どり)来る。二つ三つばかりなるちごの、急ぎ
「枕草子」 第151段 「うつくしきもの」の全文・「ひらがな」の「歴的仮名遣い」と「現代仮名遣い」です。現代仮名遣い(表記)=青色表示【】内に記載。読み(発音)=橙色表示《》内に記載。 現代仮名遣いのルールが分からない人は、下記サイトのページでマスターしてね。 夏は夜。月のころはさらなり、やみもなほ、ほたる飛びちがひたる。また、ただ一つ二つなど、ほのかにうち光りて行くもをかし。雨など降るもをかし。あけぼのは曙と書きます。今でも(ややかたくるしい形で)使われる単語で、明け方、つまり日が明ける頃という意味です。例えば「そこにいるネコの、小さくて白きは」は「そこにいる、小さくて白いネコは」になります。この「の」を同格の「の」といって、定期試験や入試でよく問われるところ。最後の「たる」は前文の「たなびきたる」の「たる」と同じように連用形終止で、「すばらしい」という意味を加えて強調する役割を担っています。最も難しいところは「たなびきたる」。本来「たなびきたり」で終わるべきところを、なぜか連体形で終わっています。これは連体形終止というもので、古文ではなにかを強調するときに連体形で止めることがあります。この文は「春はあけぼの」と同じくらい有名な文で、重要単語「つとめて」の代表的な例文です。秋は夕暮れ。夕日の差して山の端いと近うなりたるに、烏の寝所へ行くとて、三つ四つ、二つ三つなど飛び急ぐさへあはれなり。まいて雁などの連ねたるが、いと小さく見ゆるは、いとをかし。日入りはてて、風の音、虫の音など、はた言ふべきにあらず。「雲の」は「雲が」です。古文では「の」は「~が…する」の「が」を意味することに注意します。実は現代語でも「私の持っているペン」といった文で使われています。これは「私が持っているペン」です。「つとめて」は「務める」ではなく、「早朝」という意味です。必ず覚えましょう。「雁などの」の「の」は同格の助詞「の」であり、「雁などで、雁などが連なっているのが」という意味になります。「でも」は「で」+「も」であり、「でも」ではありません。「で」は打消を表します。まず最も難しい「さら」。これは「さ」「あり」が「さり」とくっついて、さらに活用したもの。動詞「だつ」は「~という状態に近い状態」という意味を表し、体言(名詞)につきます。つまり「紫がかっている」。完全に紫色というわけでなく、紫色に近いような感じという意味です。ということです。嫌いなからす「さえも」しみじみと思われるくらい、秋の夕暮れはいいものだ、ということです。で一つの動詞のように使われています。「ゆるび」は「ゆるぶ(動詞・バ行四段活用)」であり、いくは「行く」です。間に「もて」という接頭語が入っており、これは「だんだん」「じょじょに」というニュアンスを持っています。枕草子の第一段は「春はあけぼの」と一般的に言われていますが、それは冒頭が「春はあけぼの」と始まっているためです。「見ゆ」はヤ行下二段活用の動詞で、「見える」と「見せる」の二つの意味があります。つまり「A見ゆ」は「Aが(他の誰かBにとって)見える」と「Aが姿を見せる」の二つの可能性があり、ざっくり主語が人か人以外のものかで判断できます。春、夏に続いて秋となります。ここまですべて体言止めです。春と夏と同じように「良い」を加えます。この文は枕草子「春はあけぼの」の最後にふさわしい最難関の文です。この文も一見読めてしまう文ですが、知識がないと誤って読んでしまう。春はあけぼの。やうやう白くなりゆく山ぎはすこしあかりて、むらさきだちたる雲のほそくたなびきたる。「さり」がもともとの「あり」の活用を受け継いで、ラ行変格活用のように活用し、「さら」となっています。ざっくりとした意味は「そのようである」。「さらなり」は古文の最重要単語の一つです。高校生の方は必ず覚えてください。「なお」は今でも「やはり」というニュアンスで使われます。「彼は一生懸命勉強したが、なお点数が悪かった」は「やはり点数が悪かった」です。いい意味でも悪い意味(やっぱりねという感じ)でも使われます。冒頭で「あけぼの」と体言で終わっていることを思い出してください。連体形を(文法的に正確ではないが)一種の体言と考えると、この「たなびきたる」は「あけぼの」とセットになっていると考えられます。「春はあけぼの」と同じように体言で止まっているため、「良い」を加えます。「飛びちがひ」は「飛びちがふ」の連用形で、「飛びちがっている」はたくさんのホタルがあっちこっちに飛んでいるようなイメージ。この文は「あはれなり」と「さへ」がわかっていれば特に問題はないと思いますが、からすについて一つ注意があります。それは「春はあけぼの」を文字通り読むと「春は明け方」となりますが、枕草子ではこれに「良い」という意味を加えることになっています。現代語訳は「春は明け方がすばらしい」。「をかし」は古文の最重要単語の一つです。すばらしい、趣深いという意味で、「おかしい」という現代語とイメージが違います。「をかし」は「いとをかし」で覚えるといいでしょう。「いと」は「とても」という意味の副詞で、英語にすると very です。枕草子第一段「春はあけぼの」の原文を文法と単語に注意して読みましょう。と分かれますが、「山の端いと近うなりたるに」の主語は夕日です。夕日が「差して」「山の端近う」というわけです。冬はつとめて。雪の降りたるは言ふべきにもあらず、霜のいと白きも、またさらでもいと寒きに、火など急ぎおこして、炭もてわたるも、いとつきづきし。昼になりて、ぬるくゆるびもていけば、火桶の火も、白き灰がちになりてわろし。この文は「春はあけぼの」で最もポイントがつまっている文でしょう。「まいて」「いと」「をかし」「見ゆ」という重要単語があるだけでなく、助詞・同格「の」が入っているため、一見わかりやすい文でも詳しく理解しようとすると意外にやっかいです。が本来の文で、「つとめて」を重ねるとしつこいので省略しているだけです。「言うべきにもあらず」はすぐ前に出てきた「言うべきにあらず」と同じ。「もて」は「もって」の小さい「つ」が省略された形で、現代でも古めかしい表現をするときに使います。です。つまり寒さがゆるくなって、ぬるくなるのです。原因と結果が逆になっています。古文ではこのようなトリッキーな文がたまに出てくるので注意しましょう。「やうやう」は気をつけるべき単語で「だんだん」「じょじょに」という意味。「山ぎは」は「山際」とも書いて、山と空の境界を意味します。後で出てくる「山の端(やまのは)」も同じく山と空の境界を意味しますが、両者は属する部分が違います。「昼になりて、…、火桶の火も、白き灰がちになりてわろし。」は「がち」がわかればそれほど難しくないはずです。「がち」は今でもよく使いますね。「怠けがち」とか「遊びがち」とかの「がち」です。「灰がち」は「灰みたいになって」。