錠剤や顆粒剤に比べて主原料がほぼそのままで服用できるため、吸収時間が速く、効果発現が速くなるという特徴があります。それぞれの利点を比べ、より適した剤形を選択していくべきでしょう。以前は粒子の大きさによる分類もされていましたが、現在では基本的に製剤方法によって分類されるようになっています。それぞれがメリットとデメリットを持っているため、患者に対して最も適したものを選択することが求められます。一般の人から見ればすべて同じ粉薬でも、実はその種類は豊富です。その製剤方法や大きさ、特徴などから、日本における医薬品の規定を示している日本薬局方によって分類されています。顆粒剤のうち、「18号(850㎛)ふるい」を全量通過し、「30号(500㎛)ふるい」に残るものが10%以下のものであれば細粒剤と称することができます。ただこの改定によって、いままで散剤の区分であったものが、顆粒剤の分類に変更となってしまう場合があります。以前は粉末状、または微粒状に医薬品を調整したものとされ、その分類は粒の大きさによって区分されていましたが、改定により製剤方法によって区分されることになりました。水に溶かしてシロップ剤として服用するほか、そのまま粉の形状で服用することも可能です。有効成分が散剤のままでは飛散しやすいなどの理由で扱いづらいものに関しては、コーティングなどの加工を施してある顆粒剤・細粒剤とすることで利便性が向上されることがわかっています。これは調剤する時に限らず、患者が服用する時にも言えることです。次にドライシロップですが、これは他の剤型に比べて水に溶かすことを想定して製剤されているため、比較的飲みやすくなっています。小児向けの医薬品に多い剤型ですが、嚥下困難を起こしている高齢者にとっても有益な剤型です。それでは今回の記事は以上とさせて頂きます。最後まで読んで頂きありがとうございました。粒状に加工されることで飛散しづらくなり、さらに口内に入っても有効成分自体の味をカバーすることができるため、口当たりも改善します。また、酸への耐性を付けることにより、腸溶性製剤とすることも可能になるため、より効果的に薬効を発揮することも可能になります。ただ甘みがあって飲みやすくされてはいるものの、当然主原料の味を変えることはできません。ですので、水に溶かしたままでいるとコーティングまで溶解してしまい、主原料の味が表に出てきてしまうので、逆に飲みづらくなってしまいます。散剤、細粒、顆粒、ドライシロップについての知識を再確認しました。その救済のため、以前に散剤の規定とされていた「18号(850㎛)ふるい」を全量通過し、「30号(500㎛)ふるい」に残るものが5%以下のものであれば、以前と同じく散剤と称することもできるとされています。水に溶けやすいとされているものの、実際に溶かしてみるとダマになって残ってしまうなど、製剤によって使い勝手にばらつきがあります。逆に加工されていない散剤の方が溶けやすいという例も存在しているため、剤型を鵜呑みにはしない方が良いでしょう。 「細粒」と呼べるのは「顆粒」のうち、「18号(850μm)ふるい」を全量通過し、「30号(500μm)ふるい」に残るものが10%以下のものに限ります1)。 1) 第十七改正日本薬局方 製剤総則「製剤各条 1.3.顆粒剤」 登録上粉粒剤に該当。粒径が53~212µmの製剤。ドリフトが非常に少ないことから、主に空中散布で使用されてきたが、ポジティブリスト制定以降一般防除剤としても注目されている。 細粒剤F: 登録上粉粒剤に該当。粒径が180~710µmの製剤。畑地用除草剤として、水利の悪い耕地でも、そのまま使えるようにしたもの。
有効成分が散剤のままでは飛散しやすいなどの理由で扱いづらいものに関しては、コーティングなどの加工を施してある顆粒剤・細粒剤とすることで利便性が向上されることがわかっています。これは調剤する時に限らず、患者が服用する時にも言えることです。 %を含有量に変換すると1.散剤、細粒剤、顆粒剤、ドライシ… 今回も新人や実務実習の学生向けの話題力価計算で悩む場合、よくやりがちなのが「語呂合わせのような式を覚えること」 しかし、それよりも基本に立ち返って単位を意識したほうが確実。 散剤・顆粒剤 1 顆粒剤のうち、42 号ふるいに残留するものが全量の15%以下のものを細粒剤と称することができる。 2 顆粒剤は製造工程に必ず水を用いるため、水で変質する医薬品の顆粒剤は製造できない。 顆粒剤及び散剤の項を削除し、製剤総則改正案の顆粒剤の項の細粒剤の規定に合わせ変更しま す。 3 医薬品各条の追加収載 (1) 細粒剤 細粒剤は第15改正日本薬局方(以下「15局」という。)では散剤に分類されていましたが、改正 散剤 ¿細粒 À、顆粒剤の違いは、粒子径の大小だけなので、粒子径の大きさに関しては、きっちりした決まりがあります。 それが Ë製剤粒子の試験法 Ìです。 散剤 ¿細粒剤 À10.0g、顆粒剤20.0gを正確に量り、3分間ふるった後、それぞれの重さを量る。