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答えはノーです。カタカナの読み仮名は英語習得の弊害になりうるので、できれば避けたいところです。しかし、ネイティブ用のアルファベット表には日本人にはほとんど知られていない単語が使われていることがあり、子どもはイメージできません。しかし「FACE(顔)」の中の「A」は「エイ」とアルファベット通りに読みます。文字から学習を始めたら、初めて英語を学ぶ子どもが混乱する理由はここにあります。“X”は単語の中では圧倒的に【ks】で使用されることが多いので、“fox”や“box”を例として出されるほうが、後の学習効果は高いです。ここは語頭に使用されることにこだわらないほうが無難です。A~Kまではどのバージョンでも共通する部分です。問題はL~Zで、LMNOPを一気に歌うものと、ゆっくり歌うものの2タイプあります。またメロディーに合わせるためのandを入れる位置が違ったり、使わないものもあったりします。この点は日本人用アルファベット表のLには“lion”とそのイラストが印刷されているので、子どものノリが違います。アプリには有料のものと無料のものがあります。有料のものはサービスの一部を無料で試せるようになっています。無料のものは広告が表示されるようになっています。もちろんこのような単語はありません。アイルランドの劇作家であるバーナード・ショウが英語のつづりと音が滅茶苦茶であることを皮肉って「ghotiをfishと読むように」と提案したというエピソードから引用しました。ところが英語の場合、そうはいきません。アルファベットを習っても「fox」は読めません。なぜなら“f”はアルファベットでは「エフ」“o”は「オー」“x”は「エクス」と覚えるので、これらをつなぎ合わせると“fox”は「エフォーエクス」と滅茶苦茶になるからです。eightのgh、knifeのk, bombのbはすべて発音されません。英語は本当に複雑です。しかし、一つひとつの綴りを目で確認して、お母さんの口まねをしながら身につけていけばそのうちマスターできるので安心してください。いつでもどこでも好きな動画を見られることの利点は、英語学習の強い味方です。小さい子どもは動くものが大好きです。テレビとラジオの人気と比べれば一目瞭然です。「見たい」「知りたい」「おもしろい」がきっかけとなって英語を学習する流れも自然です。どんな英語の達人も最初の一歩は「アルファベット学習」です。お母さんの醍醐味は子どもの人生の第一歩に関われることでしょう。将来子どもが英語の達人になったとき、「あのとき、私とABCソング歌ったな…」と思い出せたら最高です。このように、フォニックスの基本だけに絞って教えるだけでも充分効果を発揮します。1000語くらいの基本語彙をマスターする頃にはほとんどのフォニックスのパターンは出尽くしますし、主な例外的な読み方も網羅出来ます。こうなると「フォニックスをどんどん導入して早く読めるようにしましょう」という流れになるのですが、実際はそう簡単にはいきません。フォニックスを扱うことにはデメリットもあります。前項で説明した通り、とりあえずアルファベットを覚えましょう。書けるのは後回しでかまわないので、A~Zまで読めることが大切です。小文字もセットで読めるようにしましょう。動画などでA~Kまで歌えるようになったら、「アルファベット表」を買いましょう。Amazonなどで検索すると多くのアルファベット表がヒットします。後悔しないアルファベット表を選ぶためのコツを説明します。スマートフォンが普及し、その他にもパソコンやタブレットを所有している家庭も多いことでしょう。これらのデジタル機器は、音声面からのサポートを必要とする子どもの英語学習に大変重宝します。例えばお菓子を賭けながらアルファベットの練習をしたり、お風呂タイムは正解しないとお風呂から出られなかったりとゲーム化します。負けたときに本気で泣き出すのが欠点ですが、たまに親に勝ったときには大喜びです。泣くのも喜ぶのも真剣である証拠です。アルファベット表を選ぶときは、そのアルファベットの大文字と小文字の両方が表記されて、その文字を使った単語とイラストが印刷されているものを選びましょう。Aだったら、appleと書いてあって、リンゴの絵が印刷されているものがいいです。フォニックスが必要な理由を理解するために、日本語と英語で比較して、「あいうえお」と「ABC(アルファベット)」の違いを説明します。Mは上下の両唇を完全に合わせますが、Nは唇を開いたままです。このかたまりは、その前にLがあり舌先を上の歯の裏側に触れたまま音を出すのが正解です。お母さんは何度も口の形を見せてあげながら、子どもに覚えさせるしかありません。リコリスは植物からとった成分でつくったグミのような甘いお菓子です。ヨーロッパでは人気のスイーツらしいのですが、日本人の味覚に合わないらしくほとんど流通していません。このように子どもの好きなことと結び付けたり、ゲーム化してみたり、生活環境に英語を取り入れたりすることで、勉強臭さはなくなります。「つまらない」は子どもにとって学習の大敵であると肝に銘じておきましょう。実際に子どもにフォニックスを学ばせる手順を5段階でまとめてみました。このように文字から英語を学ばせようとすると日本語以上に手間がかかり、小さい子どもは「できる喜び」を感じる前に挫折してしまいます。これら二つの理由から、幼児は音声を中心として英語学習をすすめるのが正解です。先述した、短母音だけを扱ったアルファベット表はここで役に立ちます。フォニックスのルールにしがみつくより、声を出して正しく読む練習を積むほうが手っ取り早く英語が読めるようになります。小学校入学前の子どもには「音声中心の学習」が効果的である理由のひとつ目は、子どもの言語習得の過程を見れば明らかです。壁用でもお風呂用でも、四角いマス目のなかにアルファベットとイラストが描かれているものがおすすめです。子どもがアルファベットをほとんど覚えた頃には、ポスターはボロボロです。Copyright(c) 2020 お母さん必見!「子どもの英語教育」 All Right Reserved.お母さんの役割は「言って見せ、ゲーム感覚で学ばせ、出来たらほめる」だけです。英語学習の最初の一歩を順調に踏み出せるようにサポートしましょう。子どもが言葉を覚える過程をふり返ってみましょう。お母さんの語りかけを聞きそれを真似することはどれだけ大切かわかります。英語学習も例外ではありません。「英語は苦手なので…」と言わずに、ぜひ、子どもと一緒に楽しみながらアルファベットを学びましょう。ここまで幼児や英語初心者の英語学習のコツを説明してきました。これらの要点を抑えつつ、具体的にアルファベットを覚える手順を見ていきましょう。実際フォニックスが確立される前でも、人びとは英語を読めるようになりました。今さらそんな「欠陥だらけのルール」を一生懸命に覚えることは無意味なのではないか、という主張もうなずけます。なじみのない短母音の音を最初に覚えておけば、長母音(二重母音)はアルファベットと同じ読み方で乗り切れるからです。例えば「I i」の項目なら、iceではなくinsectと書いてあるほうが子どもの学習に向いています。従来はABCソングとアルファベット表だけで学習していました。しかし、スマートフォンやタブレットを使うとさらに効果的に覚えられます。各社からアプリケーションが提供されているので、いろいろ試してみて子どもと相性の良さそうなものを選びましょう。子どもに適した英語学習を考えるとき、おおまかに「小学校入学前」「小学校1~4年生」「小学5~6年生」の3つの時期に分けて考えます。実際は年齢でハッキリと分けられるものではなく、その子のレベルや成長に合わせて学習方法を変えていきます。私の息子は初めてeggを見たとき「エッグッグ」と読みました。これを聞いて私は少し感動しました。なぜなら、フォニックスのルールをなんとなくわかっている「良い間違い」だからです。先述したように母音(a,e,i,o,u)だけを取り上げても、短母音の読み方と長母音の読み方があります。Aaを「ア」としか読まないと思っているところに、「face」が出てきたら対応できません。以前私が購入したアルファベット表には、Lのマスに“licorice”と書いてあり、ぜんまいのような絵が描いてありました。私も子どももいつもこのLで頭の中に「?」マークが浮かんでしまい一瞬シラケてしまいました。私の場合は、しばらく大文字だけ扱っていました。あるとき子どもが「これ、何?」と小文字を指してたずねてきたので、「子どもの文字だよ」と答えました。ほめるのは子どもをよく観察していないと出来ません。ちょっとした変化や向上を見逃さないことがほめるときのコツです。アルファベットの学習からフォニックスの基本につなげる部分は、後の英語力を伸ばすための大切なステップです。単語の読み方に関しては、英語は日本語よりも複雑なので、焦らずに声を出しながら身につけることが重要です。頑張ってもいないものにわざとらしくほめられると、子どもは嘘を見抜きます。テストの結果だけをほめるのも良くありません。点数化された他人の評価を見ないとお母さんがほめてくれないのでは、普段のちいさな頑張りは無視されていることと同じです。そこで登場するのが「フォニックス」です。単語の中で使われる音にはゆるい規則があって、これを学ぶと初めてみた単語でも子どもは自分で読めるようになります。図で表すと下のようになります。ここで問題です。“ghoti”を読めるでしょうか? 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できるだけ子どもの負担にならないようにアルファベットを学ぶ方法を考えてみました。たとえば“chick”(ひよこ)が絵本に出てきたら、“ch”を含む別の単語を書きます。例えば、“cheese”“chest”などです。“ch”のところにアンダーラインを引き、「お母さんが音読→子どもはリピート」が効果的です。同様に最後の“ck”に慣れさせたければ、“clock”“sick”などを紙に書いて下線を引いて、子どもと音読するだけです。だから「おう、よく読めたね! でも最後のgは読まないから、『エッグ』って読むんだよ」と伝えました。その後も何回か読み間違えて一人で笑っていましたが、3回目くらいから間違えることはなくなりました。「犬は大人も子どもも大きさが違うだけで、形は同じでしょ。しかし、ニワトリとひよこは形が変わるよね。アルファベットも大人の文字と子どもの文字で似ているのもあれば、全然違うのもあるんだよ」と説明しました。年齢の低い子どもはつい最近までこの能力を発揮して日本語を習得しています。この能力を最大限に活用して学ぶほうが合理的です。このように考えていくと、年齢が低いほど音声での学習比率を高くするべきだとわかります。フォニックスをまったく扱わないのはもったいないし、やりすぎはかえって遠回りになります。まずはフォニックスが必要な理由について、詳しく説明します。アルファベットで覚えにくいところをシャンプーの泡で隠しておき、子どもに言わせてから水鉄砲で答え合わせをするのもおもしろそうです(ゲーム化です)。フォニックスの基本をわかってくると、子どもは急速に英語の本を読めるようになります。読んだ文章量に比例して語彙や表現が増えていきます。この段階までくると学習効率は飛躍的に伸びるので、子どもは自分でも進歩を実感して「英語は楽しい」と感じるようになります。子どもはお母さんの語りかけを通じて少しずつ言葉を理解します。成長してくると自分で同じ言葉を声に出して繰り返します。お母さんが自分を指して「ママ」と言えば、子どもはマネをして「ママ」と発話してそれが母親を示す言葉であることを理解します。ch/sh/wh/th/th/ph/ck/ngの子音の組み合わせは単語の中で頻出するので、絵本を読み聞かせするときに出てきたら、意識させたほうがいいです。お母さんが声に出してそれを子どもは真似をするのが最強の音声学習です。しかし、四六時中お母さんが指導するわけにもいきません。そういうときは、デジタル機器の利点を活用して子どもに遊びながら学ばせるのが効果的です。おわりのパートにもいくつかパターンがあるので3つだけ表に掲載しました。ここはアルファベットと関係ないので、お母さんが歌うパートでいいと思います。子どもは絵本を読むのは勉強したいからではなく、楽しい話を読みたいからです。私の息子はYouTubeで英語でのゲーム中継を見てゲラゲラ笑っていました。おもしろい動画がたまたま英語の解説付きだっただけです。勉強のためにではありません。例えば日本語で「あいうえお かきくけこ」まで子どもが覚えたとします。この子どもは「あかい かき(赤い柿)」を見たら、正しく読めるはずです。このことを図で表すと下のようになります。音声を中心とした英語学習が大切なのは確かです。しかし、さすがにアルファベットを飛ばしてすすめることはできません。ひらがな・カタカナ・漢字以外にもアルファベットを覚えなければならないので日本の子どもは大変ですが仕方ありません。次に英語のアルファベットを「ABCDEFG」まで覚えた子どもがいたとします。その子は「BADGE(バッジ)」を初めて見たときに、正しく発音できるでしょうか? 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