スターバックスの経営方針や経営戦略、またターゲット層を女性に絞るなど、競合との差別化戦略ついてご紹介しました。 事業規模や業態が異なると学びが具体的な戦略がイメージしにくいかもしれません。 17 スターバックスの企業理念にみる顧客サービス(企業の経営戦略) スターバックスコーヒージャパン株式会社 伊澤 雄次 大学図書館運営に関連する民間企業等の経営戦略や図書館運営の効率化、サービス向上の参考と All rights reserved.今回は2/28。3/4に放送した「池上彰の経済教室 成功企業の戦略を考えるその1 その2」の要約をしていきます。そして1995年にサザビーとスターバックスの合弁会社としてスターバックスジャパンが設立されたんです(今はスターバックスの完全子会社)。そしてそうなると当たり前ながら従業員のモチベーションが上がっていくんです。明るく楽しくコーヒーを飲んでもらおうと思いコロラドコーヒー、そしてもっと気軽にコーヒーを飲んでもらおうとドトールコーヒーを作ったんです。日本のホテルででるようなコーヒーをアメリカ人に出すと「濃すぎて飲めない」と不満があったので、アメリカの薄くてまずいコーヒーをわざわざ仕入れて飲ませてたというような話もあったくらいです。それをこのタリーズの名前で日本に展開しようと契約をして日本に展開していったんですね。その後改善しました。自動から半自動に変えていったんですね。そしてバリスタと呼ばれる人たちを養成していったんです知り合いからお金を借りたり、投資家に出資してもらうよう説得する。同じですね。その国の趣味、思考をかえることができないといわれてきましたがすっかりと変わってしまったんです。日本ですとアフタヌーンティーというカフェを展開しているサザビーという会社があります。サザビー取締役の角田さんという方がスターバックスにいき、なんて美味しいコーヒーがあるんだと感動するんですね。エッセンスのみを抜粋しているので生徒の話などはカットしています。いまでこそ誰もが知っていますが、「スターバックスというイタリア風のエスプレッソを飲ませる店をアメリカで展開したい」というビジネスに当時、誰がお金をだすのでしょう。スターバックスは今世界中にありますが、海外の最初は日本だったんですね。そこでイタリア風のお店を始めるんです。オペラを流して、立ち飲みコーヒーを出す、そんな店でした。お店が急激に広がっていった時に合理化を進めたがるがどこかで大きな落とし穴が待っているかもしれません。とてもおもしろい番組ですので番組を見たい方はテレビ東京のオンデマンド契約をしてみるといいかと思います。月々500円で初月無料です。スターバックスはもともとアメリカのシアトルでやってた焙煎店に一人の若者が入社するところから物語が始まります。しかしスターバックスはコーヒを仕入れて焙煎する会社、焙煎して卸す会社で、お客に飲ませる会社ではなかったんです。三和銀行の行員だった松田公太という人物がアメリカのシアトルに行き、タリーズという店に入るんですね。そこで美味しいコーヒーにいたく感動し、「これだ!日本でこれを展開しよう」と思ったんですね。「みんなに美味しいコーヒーを飲んでもらいたい」という思いをもったハワード・シュルツがすべてを変えていったんです。その後、ハワード・シュルツが店をひろげていったところ、本家のスターバックスからこの店を買ってくれないかといわれ、スターバックスを買収するんですね。ただしハワード・シュルツはスターバックスになかなか受け入れられなかったんです。一歩先に出るという行動にでたのはハワード・シュルツや角田さんだけではありません。カスタマイズとはそれぞれのお客さんに合わせて変えていくということです。そしてお店一点一点が違う店になっていった、店長に権限を与えて。働いていた人々が自由にお店を工夫するようになったんです。一方で、手で入れることでの香りや美味しさがなくなってしまったのではないか?規格化されてどこでも同じ店構えになってしまったのではないか?アメリカでは美味しいコーヒーは絶対に流行らないと言われていた。それに挑戦したのがハワード・シュルツなんです。全自動で誰が入れても同じというよりは自分の工夫や能力がでてくる。ある企業が大きく広がるときに効率化を進めようとするととんでもない落とし穴がまっているかもしれません。そしてスターバックスがやがて大きくなり株を上場させて、上場させると莫大なお金が入ってきますが、そこでやっと資金繰りの悩みが解消されるんですね。20~30年前のアメリカのコーヒーは薄くてまずいのが普通で安いコーヒーというものでした。安い豆を薄く入れて一日に何十杯も飲むのがコーヒー、アメリカではそういうものだったのです。それに加えて、エスプレッソマシンも手動のマシーンから自動のマシーンにスターバックスは変えていったのです。店を拡大するにつれて自動でのほうが効率がよくなっていったんですね。イタリアのコーヒーを日本で飲んでほしいと思った日本人がいました。もともとスターバックスというのは尻尾が2つある伝説の人魚の名前でした。スターバックスが広がることによって他の業者と切磋琢磨していくことになる。しかしスターバックスはの場合、どんどん大きくなっていく段階でピンチに陥るんです。このコンシューマーリポートはズバズバいうので広告を受け入れていないんです。自分のいれたコーヒーがおいしくなったらいいでしょ。結果士気があがっていく。絶対に不可能と言われているけれどもハワード・シュルツはそうでないという揺るぎない信念をもってビジネスを始めたんですね。焙煎の店として始めていたスターバックスはハワード・シュルツの意見を受け入れず、ハワード・シュルツはスターバックスをやめるんですスターバックスは衝撃をうけるわけです。スターバックスすぐに検証していきました。そこで二人は意気投合して「日本に進出しましょう」ということになったんです。カスタマイズに成功することがビジネスを成功させる鍵なんですね。効率一本槍でいったことによっって肝心な風味が落ちていってしまったんです。海外から自国に移植するとき、すべて同じではダメでその国の文化に合わせて少しづつ変えていかねばならないのです。スターバックスは大きくなる過程で焙煎したてのコーヒーを袋詰めしてお店に持ってくる、そして自動のエスプレッソマシンにかけてしまう、焙煎したての香りが店内に充満しなくなっていたんですね。タリーズもスターバックスと同じようにシアトルに一件しかない喫茶店でした。しかしそこにきたアメリカ人は「コーヒーゆっくりのみたい」「オペラがうるさい」というクレームがあり、お店をアメリカ風に変えていくんです。池上彰:この中からスティーブ・ジョブスのような成功者がでてくるかもしれません。よろしくお願いします。いいものでもすべてが受け入れられるわけではないんです。たしかに美味しいコーヒーはひろまっていった。そこで角田さんはハワード・シュルツに手紙を書くんです。「お菓子やおパンをおくとより良くなるのでは?」と手紙を書いたらハワード・シュルツから手紙が返ってきたんです。「おもしろいことをいうね。是非一度あいたい」とね。スターバックスを世界的な企業にしたもともとスタバで働いていたハワードシュルツがイタリアに旅行に行き、イタリアのカフェ(バール)で気軽においしいコーヒーを立ち飲みで飲んだ時にいたく感動し、これをアメリカで広めたいと思ったところから始まるのです。当時、スターバックスの株を買っていれば今頃とてつもない大金持ちになっていたんですね。消費者目線からの最良のものと最悪なものをだしてやり玉にあげるんです。なぜ従業員の人がにこやかなのか?なぜ美味しいコーヒーを提供できるのか?身近なところから違いを感じ取ってほしいと思います。スターバックスで考えてみましょう。なぜスターバックスの魅力的なのか考えてみましょう。合理化にともなって、タレを液体ではなく粉末にしたことがあったんです。液体は重いですからね。輸送コストを抑えようとしたわけです。美味しそうな香りも味も落ちてしまい、見る見る売上が下がって1980年に倒産するんです。
スターバックス ドトール タリーズ 売上高 1165億円 721億円 152億円 売上高前年比 103.4% 103% 営業利益 97億円 36億円 20億円 店舗数 985店 1096店(FC+直営) 513店 3.2 チェーン店の差別化 まだ小さい店の頃は合理化されておらず、効率は悪かったけど焙煎したての香りがあふれていたんです。「スターバックスよりもマクドナルドの方が安い割に味もかなりイケてるじゃないか?」と評価されたんですね。今から30年前、海外ではミネラルウォーターというものがある。日本でミネラルウォーターを売る、そんなものビジネスとして成り立つわけがないと言われていました。日本は水道のレベルはトップクラスの美味しさ、ひねればおいしくて安全な水が出てくるそんなところで水など売れるわけがない。それがどうですか?今やミネラルウォーターを買うことが当たり前になっている。そしてスターバックスが参入していく中で、スターバックスに対抗するエクセルシオールカフェを作る、そして最近は星乃珈琲店を作りました。スターバックスのスターとちょっと似ていますけどね笑朝入れたコーヒーを夕方まで温めておく、煮詰まって苦くてたまらないコーヒーを提供していたんです。その後大学生のアルバイトをしていた若者が「もう一度美味しい吉野家に戻せるはずだ」と思って再建に成功していくわけですが。ただし、今、タリーズは伊藤園の傘下にあります(松田公太さんは現在政治家)。© Copyright 2020 お金大学.