夏目漱石『こころ』の登場人物の性格について、まとめてみました。 夏目漱石『こころ』(amazonで無料で読めます) こころのあらすじ。高橋留美子による超シンプルな解説 まずはあらすじだけ、まんが1頁です。 めぞん一刻でこころが取り上げられてるんですね~。 夫婦で腹を割って「我が家の教育方針」を決める親 2. 小さな長所を発見し褒める親 3. 日本語・現代文・国語 - 今夏目漱石の「こころ」にはまっているんですけれども、 なぜ「私」が「先生」に惹かれたのかがいまいちよくわかりません。 考えられる可能性としては、「私」が「先生」の奥さんに一目 先生は見るに見かねてkを自分の下宿先につれてきたのでした。 当初はkに明るさを取り戻してもらいたくて、先生はkを未亡人やお嬢さんと交流させるように仕向けます。 しかしある日、先生が家に帰ってくると、kの部屋からお嬢さんの声がしました。 先生は親友に裏切られたのにも関わらず平静なKを立派だと思い、恥ずかしさと罪の意識で一杯になります。© 2020 宇美 All rights reserved.夏目漱石『こころ』は高校の教科書に載っている、日本人なら一度は目にしたことがある国民的名作!ふるさとから仕送りのない状態で苦学を続ける強靭な精神の持ち主。ちなみに「私」が大学生だった明治末期には大学はもう少し増えていて、東京だけでなく、京都、東北、九州にも帝国大学がありました。なんせKにお嬢さんへの苦しい恋心を打ち明けられても、自分はお嬢さんへの思いを一切打ち明けずに、「君。堕落したね」みたいなことを言っていたのですから……しかし私の過去はあなたに取ってそれほど有益でないかも知れませんよ。先生がそう思い悩みながら眠りについたその晩、Kは自ら命を絶ってしまったのでした。先生も東京に住んでいて、私は新学期が始まり東京に帰った後も、しばしば先生を訪ねます。晴れて恋愛成就! のはずでしたが、今度はKに自分とお嬢さんの結婚について知られたら、自分はKに軽蔑されるだろう……と恐ろしくなります。Kにお嬢さんをとられたくない、そう思った先生は恋敵を撃退するため、自分のお嬢さんへの思いは一切に告げずに、Kにこう言います。しかしある日、先生が家に帰ってくると、Kの部屋からお嬢さんの声がしました。数年は養親をだましていたのですが、ついに告白してしまい、養親の怒りを買い復籍(養子縁組を解除して実家に戻る)し、あげくの果て実家からも勘当されたのでした。叔父の世話で東京に遊学しますが、その間に保護者である叔父に父親の遺産を横取りされてしまいます。私は先生と仲良くなりたくてたまりませんが、先生は私に対して距離をおいたような冷淡な態度です。養親には医学を学んでいると嘘を言って学費を出してもらい、それで別の学問をする。東京で学問をしているうちにすっかりインテリ都会人となった私にとって、父親はもはや自分とは別人種。特に九州に住んでいてさらに仕事が忙しいため、滅多に帰ってこれない兄が来た、ということはよっぽどの事態でした。大学の数が非常に少なかったため、「大学出」というと特別なインテリだったのです。「君は自分の信じる道を進むために、養親をだまして、勘当にまでなったではないか? そんな君が今は、女にうつつをぬかして、道を捨てるつもりなのかい?」当初はKに明るさを取り戻してもらいたくて、先生はKを未亡人やお嬢さんと交流させるように仕向けます。それがあきらかになり、養子縁組を解消されて、実家からも勘当される。『坊っちゃん』の登場人物も坊ちゃんは物理学校出(現在の東京理科大学)、坊ちゃんのお兄さんは商業学校出(おそらく現在の一ツ橋大学)で大学出ではありませんね。自分に自信のない先生には若者にここまで慕われるのは重荷なのでした。遺書が残されていましたが、遺書には一切お嬢さんについて書かれていませんでした。しかししばらくして、奥さんから、「もう私からKさんへ話しましたよ。Kさんたいへん驚いていらっしゃいましたよ」と聞かされます。資産家の奥様のはずだが、そんな雰囲気はまったくなく、いかにも平凡な田舎のお婆さん。一時はKを撃退したと喜んだ先生ですが、また心配になってきます。先生は自宅にKとお嬢さんがいない時を見計らって、未亡人に「お嬢さんをお嫁さんに下さい!」と結婚を申し込みました。そしてKもお嬢さんを愛しているのではないかと疑うようになりました。男と会話をするようになっての後、私は彼を「先生」と呼ぶようになりました。私は先生の考え方は先生の過去の経験と関係しているのではないか、と思うようになります。しかし友達は家庭の事情で田舎に帰ってしまい、私は鎌倉の海辺を一人で過ごします。また私が先生に、父親が不治の病に罹っていることを話すと、先生はこう言います。しかし両親に強要されてしかたなく、先生に手紙で就職の紹介をお願いしました。Kは医者の養子でしたが、養親に医学を学んでいるという嘘をついて、自分のやりたい他の勉強をしていたのです。先生からの返事を待っている間に父親の様態はどんどん悪くなり、とうとう危篤状態となります。先生は私が父親の遺産を無事に引き継げるかどうか心配しているのです。しかしある軍人の未亡人の家に下宿したことをきっかけに、先生は明るさを取り戻します。その男に会いたくて毎日のように海辺に通い、しだいにその男と親しくなりました。叔父に財産を横取りされた経験が原因で先生は人間不信になりました。でも美少女で、無意識のうちに男性の気をひくような、駆け引きの手腕を持っています。もとは新潟の資産家の息子でしたが、まだ十代の時に両親が亡くなります。ついに兄、妹の夫(妹は遠くに住んでいて妊娠中で列車の旅は危険なため)もやってきます。「君は今、のぼせているだけだ。きっといつか私から離れていくでしょう」そしてある日Kから「自分はお嬢さんが好きになってしまった!」という切ない恋心を告白されます。作中では大人しそうな人ですが、義理のお父さんとお兄さんの前ですから大人しいのが当然かもしれません。そのお嬢さんに結婚を申し込もうか、どうしようか? と先生が迷っているときに、先生は友達を未亡人の下宿につれてきます。東京で教育を受けた私は、もう故郷や両親の保守的な空気の中ではいきいきと過ごせないのでした。奥さんによると、奥さんから先生とお嬢さんの結婚について聞いた時のKの態度は非常に冷静でした。「おまえがいつも言っている『先生』に紹介してもらえばいいじゃないか?」私はそのまま家族には誰にも告げずに、手紙だけを残して、東京行の列車に飛び乗ります。故郷からの経済的な援助がなくなったKはアルバイトをしてなんとかしのいでいたのですが、あまりにも厳しい生活のためかすっかり憔悴した様子。東京で学問するうちに、故郷や父母の保守的な気風に合わなくなりました。しかしかろうじて残った遺産で夫婦二人で一生遊んで暮らしていけるだけの財産を持っています。その彼が、お嬢さんとの恋に向かって突き進んだら、自分は負けてしまうかもしれません。注)先生の大学生時代の明治中期、大学は日本で東京帝国大学ただ一つ!父親は相変わらず元気そうでしたが、自分がもう長くないことはわかっているようでした。私は無職で友達もあまりいなそうな先生が就職の紹介なんかできるはずはない、と思いました。先生にこんなことを言われてしまったKは、がっくりとうなだれます。そして奥さんによればKが奥さんからお嬢さんの結婚について知らせられたのは数日前だったのですが、Kの先生に対する態度は一切変わっていないのです。彼は先生の幼馴染でKという修行僧のようなストイックな男でした。先生の叔父が先生の面倒を見ますが、その叔父が先生が東京で勉強をしている間に、本来先生の財産になるはずだった遺産を横取りしてしまいました。現代では大学になっている学校も、多くは専門学校等で大学ではありませんでした。「先生」は大学卒のインテリ男性で、その学識や思想は私にとってまぶしく思えました。この手紙があなたの手に落ちる頃には、私はもうこの世にはいないでしょう。『坊っちゃん』の登場人物で赤シャツだけが大学出で、そのためか校長までもが赤シャツに頭があがらないようでした。無職の「先生」に惹かれる私とはだいぶ考え方も違い、たくさんお金を稼いでいたり、著名人でないと尊敬に値しないと考えているようです。「お父さんが元気なうちにもらうべき財産はもらっておかないと安心できませんよ」ただ「おめでとうございます。私はお祝いをさしあげたいけどお金がないので難しいでしょう」と言ったとか。先生と知り合ったのは先生がまだ大学生、奥さんが女学生の時でした。妹が妊娠中でまた妹は前回の妊娠の時は流産してしまったので、大事をとってお婿さんが代わりに危篤のお父さんのところに来たのでした。資産家の息子なので経済的には困らないのですが、両親はやはり早く息子に就職してほしくて、せかします。また別の日には先生が散歩をしていると、Kとお嬢さんが一緒に歩いていました。私とは仲の悪い兄弟だったが父の危篤を前に、私と心を開いて語り合います。そこには私が知りたくてたまらなかった先生の過去が書かれていました。そんな修行僧のような彼が、下宿先のお嬢さんに恋をしてしまいます。故郷に入ってくるニュースは前々から病気だった明治天皇の病状がよくないというもの。大学の講義を聞くよりも先生と話していたほうが有意義な時間だと思うようにまでなります。